ARANCIATAではヴェスパ、ランブレッタ等のヴィンテージスクーターの整備・販売をしております。
近年は日本国内でも最新のヨーロピアンスクーター人気は過熱し、年々新機種発表と同時に快適で利便性を備えた装備・オプションパーツが併せて発表されております。
まさにスクーターというカテゴラリーでは本来目指すべき「移動手段」の姿に限りなく近づいたことの表れだと思います。
一方、ご存知の通りマニュアル車の代表モデルであったピアジオ・ヴェスパは生産終了し、イノチェンティ・ランブレッタ等ヴィンテージスクーターの現存数は減り続けていくものと思われます。
それらヴィンテージスクーターをあえて「遺産」と例えるならば、全てが好ましい状態・状況にあるわけではございません。
このままでは、朽ちていく「遺産」もあるでしょう。
それは車両ということだけではなく、先人たちより受け継ぐ「伝統」や私達の「想い」の部分も同じく朽ちていく事ではないのでしょうか。
ただ、幸いにも生産終了から40年を経とうとしているランブレッタやヴェスパのヴィンテージ車種のリプロパーツ及びアップデートパーツは、現在でも海外パーツメーカー等より積極的に開発・リリースされております。
直感的にあまり日本的慣習ではないと思ってしまう方が大半でしょうが、それは日本人が重んじていた伝統や精神的な部分に非常に似ています。
正直、現代の交通事情を考慮するとヴィンテージスクーターは実用的ではないのかもしれません。
しかし、ただの「移動手段」にはない強烈な魅力と可能性を持っております。
そろそろ私たちは「遺産」を継ぐ準備もしなければなりません。
1997年の開店以来、ARANCIATAはスクーターの可能性を信じるお客様によって支えられています。
私自身アナログ的かもしれませんが長年培われた伝統としての創作に惹かれておりますし、なによりそれぞれのお客様の「想い」を形にすることに使命感も持っております。
今後もヴェスパ・ランブレッタオーナーへのサポートやご提案に全力を注ごうと思います、そしてヴィンテージに限らず次世代に繋がる魅力溢れるスクーターの情報等すぐにでも皆様にご紹介・ご提供しできるようにアンテナは常に張っていたいと思います。
これからもARANCIATAをスクーターライフの良きパートナーとして末永いお付き合いをしていただければ幸いです。 |